大阪大学の薬学部で忍耐力を身に付ける

大阪大学薬学部の強みでわかる特徴とは

大阪大学は、関西の国公立大学の中でも有数の大学で、日本の学校のトップ5に入るといっても過言ではない大学です。この大学の薬学部もまた、非常に高難易度の大学といえるでしょう。それは、入学してからも感じることかもしれません。大阪大学の薬学部の強みは研究職を育てるという面では非常に強力です。就職自体も附属の大学病院によるサポートもあり、就職難となってきた薬剤師であっても安定して仕事につくことが可能です。その代わり、研究などをやっていない他大学の薬学部と同じ内容に加えて、研究をしっかりとこなさなければなりません。さらに国立大で一番厳しいとされる教養課程もあり、バイトなどは当然できないような環境といえます。また、研究室も、3年間の成績を踏まえて決められるので、入学時から勉学に取り組まなければならないでしょう。研究の際に読む論文のほとんどが英語のため、必ずマスターしておく必要があるとされています。病院薬剤師を目指す方よりも、企業などで薬の研究をしたいという方が受験すべき大学といえるでしょう。

大阪大学の受験勉強は非常に範囲が多いことが特徴としてあります。まず、センター試験の対策を12月ごろには完成させておかなければなりません。実際比率も高めで、他大学に比べればマシかもしれませんが、基本的にセンター試験を失敗すると、逆転が難しい学校でも有ります。しかし、それ以上に対策が難しいのは2次試験ではないでしょうか。これは薬学部も例外ではありません。京都大学ほど難問奇問ではないのですが、京都大学に比べてマシなだけで、全国の大学と比較すれば難しい内容です。化学などは選択肢を選ぶ問題はほぼ無く、記述式の対策が必要です。数学は特に難問が多く、教科書レベルでは全く歯が立ちませんので、様々な融合問題を繰り返し解いておく必要があります。英語も、6割以上を取れなければ合格は厳しいといえるでしょう。自由英作文が書ける事、構文の理解力が必須条件となるので、そのような基礎の部分を疎かにしない学習が必要となります。