広島大学の薬学部試験は英語能力がポイント
偏差値から考える広島大学薬学部の傾向とは
広島大学薬学部の入学試験は、一般前期入試とAO入試とがあります。偏差値としては、入試年度によって差がありますが、平均して60前後を推移しています。一般前期入試においては、まずセンター試験が課せられ、国語、数学、英語、地理歴史・公民、理科の力がバランスよく求められたます。さらに数学、理科については、それぞれ2科目を選択する必要があります。また、個別入試においては数学、英語、理科が課せられます。数学はⅠからⅢとA・Bが必須、理科は物理、化学、生物のうち2科目の選択と、かなり万遍のない理系の力が必要です。これらの傾向から、広島大学薬学部では一般的な教養を土台としたうえで、広い理系の知識と当然の英語能力を持った生徒が求められていることがうかがえます。広島大学薬学部のAO入試は、第1次選考として書類選考、第2次選考で面接が行われます。その後センター試験において5教科7科目、900点満点中700点以上といった高い能力が求められます。AO入試の特徴である本人の意欲、人間性が見定められたうえで、一般前期入試と同じく一般的な教養、理系の力も必要とされるのです。
広島大学薬学部の受験対策としては、まずは一般前期入試、AO入試どちらでも高得点が求められるセンター試験の対策として、主要5科目を万遍なく勉強することが必須となってきます。それぞれ2科目が求められる数学と理科についてはもちろん、全体の合計点でも高得点が必要とされる以上、文系科目もしっかりと学んでおく必要があるでしょう。一般前期入試での合格を目指す場合、個別入試対策が必要です。広島大学薬学部の個別入試は、素直で標準的な問題が多く、受験生の能力がそのまま反映される試験であるといえます。特殊な問題を解いておく必要はありません。通常の学習範囲を万遍なく学んでおくとよいでしょう。AO入試においては、面接で意欲や人間性が評価されるため、日常から様々な分野の活動に挑戦し、自己の内面を磨いておきましょう。ただし、センター試験は面接の後に受験することになるため、普段からの主要5科目の学習も決して怠ってはなりません。
薬学部・薬科大学 偏差値ガイド
受験大学を決定する際の参考に、あるいは既に決定している第一志望校の併願先選びにお役立てください。ただし、偏差値は近くても教育方針や環境は各学校によって異なります。自分の将来に一番役立つ学校を選ぶことが、この先のキャンパスライフを充実させる上でも重要なポイントです。 なお、当サイトに記載の偏差値その他の数値情報は、2019年(もしくは情報収集年)現在の公式情報に基づきます。詳細の情報につきましては、必ずご自身でご確認ください。
偏差値65慶應義塾大学 薬学部
大学のブランド価値で考えれば、ご存知のとおり!慶応に入学した後もしっかりと勉学に励むことで、そのネームバリューを活かすことができるでしょう。