横浜薬科大学目指せ!合格!データ集
こちらでは、横浜市の人気中堅大、横浜薬科大学の受験偏差値ガイドを掲載しています。偏差値や倍率はもちろん、入試を効率よく突破するための必勝法、勉強法についても紹介していますので、是非、ご一読ください。数字だけでは測れない、入試のポイントを押さえることが合格へと至る第一歩です。
偏差値 : | 薬科学科52-54、健康薬学科52-54、漢方薬学科53-55、臨床薬学科53-57 |
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倍率 : | 1.8倍(2022年度の全学科合計) |
定員数 : | 漢方薬学科120 臨床薬学科160 健康薬学科60 薬科学科30 |
科目 : | 化学[必須]、生物・外国語・数学[選択] |
横浜薬科大学の偏差値は52~57で、受験科目が2科目となっている分、3科目受験の大学と比較して入試対策はやや容易になるでしょう。一般、共テとも化学が必修となっている他は、外国語、数学、生物からの選択制ですので、自分の得意科目で勝負できるのも大きなポイント。
ただ、2022年の試験結果は、一般入試の倍率は2.0、共テは8.2と、前年より高くなっていました。学校推薦型であれば、ほぼ全入の1.0〜1.4倍ですので、第1志望という場合は、推薦入試を検討したほうが確実性は高くなるでしょう。
中堅大としては薬剤師国家試験の実績も高く、環境面で大きなアドバンテージを持っています。
横浜薬科大学受験ポイント
それでは、横浜薬科大学に合格するために押さえておくべきポイントを3つ紹介したいと思います。正しい方向性で受験勉強を行えば、ライバルより少ない労力で、より高い結果を生むことも難しくはありません。ここで、浜薬受験で合格を勝ち取るための最短距離をしっかりと認識しておきましょう。
抑えておきたいポイント
- 倍率が上昇傾向にある大学は、今後に飛躍する!?
- 合否の分かれ目となる科目は、化学!
- 模擬試験をたくさん受けておくこと!
倍率に注意!急激に人気が上昇した薬学界の超新星
横浜薬科大学2022年度の最新の倍率は全選抜合計1.8倍となっています。2012年まで2倍前後を推移していましたが、2013年には3.9倍、2015年には6.3倍を記録しました。ここ数年は徐々に減少傾向となっています。2021年の倍率は1.9倍、2020年の倍率は2.3倍2019年の倍率は3.3倍、2018年は3.1倍、2017年は3.0倍、2016年が3.8倍でした。
過去の数値になりますが、倍率が上昇傾向にある大学は、今後、大きくレベルを上げていく可能性があります。中堅大の倍率が上がるということは、偏差値に現れない教授の質、設備、実習システムなどが評価されて人気を集めているわけですから、国家試験対策という面ではもともと優れているということです。それに加えて、倍率上昇によって入学する学生の質が向上すれば、薬剤師国家試験の合格率はさらに向上していくはず。ゆくゆくは人気大学、上位大学と肩を並べる可能性もあるでしょう。偏差値50前後でも合格できる現在は、むしろ“これから難関大へと成長する大学”に入学するための大きなチャンスです。
合否を決める天王山は化学!
横浜薬科大学は2科目受験の大学です。そのうち、必修科目は化学だけで、残る1科目は英語・数学・生物からの選択。選択科目というのは“得意科目を選んで良い”というシステムですから、大半の受験生はそれなりに高い点数を取るはずです。要するに、選択科目で点差が開くことは考えにくいわけで、合否の分かれ目になるのは必修科目である化学ということになります。理系である薬科大受験生は暗記科目を不得手としていることが多いため、有機化学や無機化学に苦手意識を持っている可能性大。楽々と入試を突破するには、むしろ有機&無機の分野に受験勉強の多くの時間を使うのがポイントになります。
受験の決め手は、模擬試験!
受験勉強はきちんとやっているのに学力が伸びない受験生は、多くの場合、自宅で参考書による勉強ばかりを繰り返しています。多くの参考書は単元別になっているため“芳香族有機化合物の単元を読んだら、その分野の練習問題”という構成です。しかし、今覚えた問題が解けるのは、ある意味、当たり前…。むしろ、模試のように“既習分野のどこから出題されるか分からない”という条件で解いてこそ、本当の実力が分かるのです。そして、模試が返却されたら、必ず、解けなかった問題をすべて見直し、その問題だけでなく、該当単元を復習する習慣をつけてください。この流れを繰り返すことで、入試に対応できる実力がついていくはずです。
偏差値から併願校を探すアドバイス〜横浜薬科大の併願先はどこが良い?
併願校を決定する上で重要なのは、まず自分の現状の学力を正しく把握することです。その上で横浜薬科大学合格の目安となる偏差値53~59からどの程度、離れているのかを確認しなくてはなりません。もし、あなたの偏差値が50以下であれば、浜薬は挑戦校になりますので偏差値45-47くらいの滑り止めが必要。逆に59を超えているのなら、浜薬が押さえになりますので、希望に応じて明治薬科大学や東京薬科大学を第一志望に据えるのが妥当かもしれません。53〜59の範囲内であれば浜薬は実力相応校になりますので、滑り止め1校を確保した上で同ランクの学校と併願するのが良いでしょう。ただ、入学後の満足度を考えれば、偏差値だけでなく校風や設備を確認することも大切。候補となる学校のオープンキャンパス、説明会に足を運び、大学の内情をチェックするのも忘れないようにしてください。