薬学部の受験成功法を考える!

偏差値アイコン

こちらでは、薬学部を目指して受験勉強をする上でどのような対策を取れば有利になるのかを解説しています。受験案内に書かれた情報を正しく理解する方法、受験科目から見る学習計画の立て方など、受験生が知っておくべき情報を基本から解説していますので、薬学部受験を決めた方は、是非、こちらをご確認ください。

受験科目と配点をチェック!

個々の大学によって多少の違いはありますが、薬学部の受験科目は英語・数学(1A2B)・化学の3科目が一般的です。2科目受験の場合なら、化学が必修で英語あるいは数学を選択…というケースが大半。要するに、受験科目の中では化学の重要度がもっとも高いということになります。大学によっては各科目100点ではなく傾斜配点を採用している場合がありますが、この場合も、大半は化学150点に対し、英数が各100点…といった配点になっており、化学重視の傾向にあることは確実。
特に、化学は有機化学、無機化学からの出題が多くなりがちで、理論化学の分野はほかの理系学部より少なめです。以上から、志望校が明確に決まらないうちは、有機、無機化学を重視する勉強法がおすすめといえるでしょう。

化学

倍率の情報をどのように判断するか

受験案内を読んでいると、偏差値の他に倍率という項目が存在することに気づくはずです。偏差値については“模擬試験で志望校の偏差値に届いていれば合格する可能性が高い”と理解できるでしょうが、倍率に関しては何の参考になるのか分からない…という方も多いので、こちらでご説明します。
そもそも倍率というのは、受験生何人に対してどれくらいが合格しているかを示す数値。具体例を挙げると、例えば倍率3倍であれば、3人に1人の割合で合格しているという意味合いになります。では、倍率を知ることで、いったい志望校の何が分かるのでしょうか?
結論から言うと、この数値から分かるのは大学の人気度です。偏差値がいくら高くても倍率が1.5倍であれば、その大学には偏差値から受けるイメージほど受験者が集まっていない…ということが分かります。この場合、人気は低下気味であり、今後、徐々にレベルが下がっていく可能性があると推し量れるのです。逆に偏差値に対して倍率が高い場合、その大学の授業内容、国家試験合格率などが評価されており、これからレベルが上昇していく可能性が高い…という判断になります。
以上から、あまりに倍率の低い大学は内情にやや不安がある…、倍率が高い大学は実際の偏差値より難易度が上がっている反面、授業内容には大きな期待が持てる、といった分析が可能になるのです。
もちろん、倍率が全てではありませんが、1つの目安としては役立つので、是非、参考にしてください。

席

受験勉強のポイント

本格的な受験勉強を始めるにあたって重要なのは、まず志望校の受験科目を確認することです。その上で、特に配点に注目してください。もし、配点が化学150:数学100:英語100となっていれば、この3:2:2という比率が、各科目の勉強時間として適正な量ということになります。配点の大きな科目で高得点を取ったほうが総得点は伸びるわけですから、高配点科目により多くの時間を割くことが有利に受験するためのコツなのです。逆に配点が低い科目や苦手科目は無理に点数を伸ばそうとせず、合格ラインギリギリでもOKくらいで臨み、その分高配点科目に注力を注ぐ方が効率的。
また、学習計画において重要なのが、暗記分野を出来るだけ早い時期から始めるということでしょう。英単語の他には、有機化学、無機化学といった単元が暗記分野に該当しますので、これらの単元はなるべく春先から手をつけるべきでしょう。

受験勉強

薬学部に編入することは可能?

偏差値アイコン

編入学については、多くの大学が編入学試験を実施していますので、理論上は可能です。ただし、大学既卒者、あるいは大学2年次以上まで在籍し62単位以上を取得していること…など細かな受験資格が定められており、誰でも受験できるわけではありません。さらに、それだけの条件を突破し、無事に編入試験をクリアしても2年次編入という扱い。薬学部は6年生なので、残り5年間にわたって通学しなければ卒業することは出来ません。しかも、すでに取得した単位のうち薬学部での卒業単位に参入されるのは原則として一般教養のみ。薬学専門科目はゼロからのスタートになります。
これらの事情を考慮すると、薬学部の編入というのは決して効率の良い選択ではない…と判断せざるを得ないでしょう。もちろん、強い決意を持って他大学、他学部から薬学部に進むのであれば迷わず編入試験を受けるべきですが、基本的には通常のルートで進学を目指すほうが有利なのは間違いありません。

Pickup!
この大学!

総合大学の薬学部と薬科大学で受験に違いはある?

全ての総合大学、薬科大学に当てはまるわけではありませんが、総合大学の薬学部と薬科大学ではそれぞれ以下のようなケースがあります。

薬学部

慶應大学薬学部イメージ

薬科大学は薬学専門の教授陣が問題を作成するため、英語の長文にも薬事系の主題が選ばれることが多くあります。薬学部独特の出題傾向を取りやすいので、英単語集もメディカル英語と銘打ったものを用いるなど、薬学対策に力を入れましょう。

薬科大学

横浜薬科大学イメージ

周囲の学生も国家試験合格を目指しているので、仲間意識が強いのが薬科大学の学生。同じ目標を持つ仲間がいることで士気が高まるタイプの人は薬科大学がおすすめです。サークル活動なども授業の状況に合わせて企画されることが多く、学業との両立が比較的容易なのも魅力です。

基本的に受験学年の当初から薬学部志望が決まっていた場合には、薬学部に特化した学習計画を立てることで有利になる薬科大学を狙ったほうが有利です。反面、夏以降に薬学部志望を決意した場合、問題傾向が一般的な理系学部に似やすい総合大薬学部のほうが対応しやすいでしょう。

オススメの記事

薬学部
薬学部で学ぶこと|総合大学の薬学部と薬科大学の違いは?
薬学部
偏差値が上昇傾向にある大学は、今後に飛躍する!?
薬学部
人気薬学部|薬学部の受験成功法を考える!