九州大学薬学部の偏差値データ

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偏差値、センターランクとも国内屈指の難易度を誇る九州大学薬学部。一般的な地方国立と同程度に考えていると痛い目に遭います。合格率を高めるためには、春の時点から九大入試の特色にあった学習計画を立てることが必須といえるでしょう。受験勉強の第一段階は情報収集です。

九州大学サイト

九州大学薬学部の偏差値データ(2018年現在)
偏差値 : 臨床薬学科67.5、創薬科学67.5
倍率 : 2.6倍
定員数 : 79名
科目 : 5教科7科目(センター試験)
数学・理科・外国語(2次前期)
外国語・面接(2次後期)

九州大学の難易度は、センターランクが前期82〜85%、後期86〜88%、さらに2次試験の偏差値が67.5となっています。これはかなりの高難度で、センターランク、偏差値の数字上は東大、京大とほとんど差がありません。実際には課される科目数が少ない分、東大、京大より敷居は低いですが、生半可な学力で挑んでも、その高い壁に跳ね返されるでしょう。これは九州地方に難関大学が少なく、上位層が九大に殺到するために起きている現象といえます。
ただ、薬学部にはAO入試などもないので、この一般入試を勝ち抜くしか術はありません。配点、科目のデータを基にして効率的な学習計画を立て、入試本番で高得点を取るより他にないのです。

九州大学受験ポイント

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受験は確かに学力を競う戦いですが、試験科目、配点に着目してみると、案外、学力上位層に勝つ方法は見つかるものです。配点バランスに併せた学習計画を立てて、ライバルとの戦いを制しましょう。

抑えておきたいポイント

  • 前期日程は2次試験重視の配点!過去問対策がカギに
  • 理科が不得意でも可能性はある!?後期日程は英語重視
  • 総合力が水準以上なら、前期日程が有利!

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前期日程は過去問対策が重要!2次試験重視の傾斜配点

国公立大学はセンター試験による1次試験、大学独自の2次試験を行い、2段階選抜で合否を決定します。しかし、大学によって1次試験、2次試験の配点を自由に決めることができ、どちらを重視するかは大学の判断に任されているのです。九州大学は明らかに2次試験重視の配点を行っており、1次試験450点満点に対し、2次試験700点満点。2次試験で高得点を取れないと、合格は困難。ただ、多くの薬学部では化学を重視するのですが、九州大の試験で化学が必須なのはセンター試験のみ。2次試験は、物化生から2科目選択なので、化学を避けることも可能です。化学が不得意でも、2次試験対策に力を入れれば合格の可能性は充分でしょう。

理科が苦手でもOK!?後期日程の2次試験は英語だけ

理科が苦手だと、それだけで難関大薬学部への進学は難しくなります。しかし、九州大学の場合、少し事情が異なるのです。実は、後期日程の2次試験は英語と面接だけ。理科が課されるのはセンター試験だけになります。とはいえ、後期日程の配点を見るとセンター試験500点満点のうち理科が200点。センターレベルの問題も解けない…という場合は厳しくなります。大の苦手ではなく「センター試験の理科なら解けるが、国立2次は自信がない…」といった程度の受験生なら、九大後期を狙うのも手です。

総合的な学力に問題がなければ、前期狙いがオススメ!

理科が苦手な場合は後期日程に救われる可能性もありますが、理科が普通にできて、総合力がそこそこにあるなら、前期日程を狙うほうが合理的です。というのも、定員79名のうち、71名が前期日程に割り振られており、後期の定員はわずか8名。臨床薬学科、創薬科学科それぞれ4名しか合格できないので、どうしても競争率が高くなってしまうのです。実際、前期日程の倍率が2.6倍なのに対し、後期日程は5.1倍。総合的な学力に問題がなければ、前期日程を主軸に勉強したほうが良いでしょう。九大を受験するレベルの層を相手に1回の試験で上位4名に入る…というのはかなり難しいと思います。

偏差値から併願校を探すアドバイス

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併願校イメージ

九州大学薬学部を志望している場合、難しいのが併願校の選択です。単純にレベルだけを考えるなら、少し難易度の落ちる他の国立大を受けたいところですが、国立の受験日程は統一されているので併願しようがありません。となると福岡大学、長崎国際大学といった私学の薬学部を受験するよりないでしょう。ただ、それだと“いわゆる難関大に行きたい”という希望は満たせません。場合によっては近畿圏の立命館大学、京都薬科大学あたりを併願先にして、遠征することも検討するべきでしょう。このあたりが、地方国立受験の難しいところです。

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